どちらも五感と指先をたくさんつかいます
モンテッソーリ教育は非認知能力を伸ばします。
モンテッソーリ教育には5つの分野があります。
https://benesse.jp/kosodate/
1・日常生活の練習…生活に必要な体の動き(コップへ注ぐ、タオルを絞る、ひもを結ぶなど)を練習し、自分で生活できるようにします。簡単なようで複雑な動き、手指を器用に使えるようにしていきます。
2・感覚教育…視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚をまんべんなく使うことで、具体的な事物(立体、キューブ、パズルなど)~抽象的な概念(「大きい・小さい」「数字の基礎」など)を体得します。
3・数教育…モンテッソーリ数教育の目的は論理的思考力を育むことです。棒やビーズなどの“具体物”を使い、子どもが数や量の概念を体で理解してから数字という“抽象”へ移行します。「量・数詞(言葉)・数字(文字)」の3つが一致することを重視しています。
https://pre-edu-japan.com/education/
4・言語教育…言葉の発達段階に合わせ、きめ細かいステップを踏みながら語彙を豊かにしていきます。最終的には文の組み立て(文法)まで行います。正しいペンの持ち方を教えただけでは、筋力の育ち切っていない子どもは嫌になってしまいます。手・指・腕の使い方から、無理なく身に付けられるような工夫がされています。
5・文化教育…モンテッソーリ教育では数や文字だけでなく文化にも重きを置いています。今重視されているSTEAM教育※です。
※Science(科学)Technology(技術)Engineering(工学)Art(芸術)Mathematics(数学)
地球儀や絵本を使い、自分とは違う場所があることを知っていきます(地理)。人間や生物の進化(歴史)、植物・動物などの自然(科学)、そして絵画・音楽(芸術)など、自分の世界を広げることで発想の豊かさ、探求心を育みます。
リトミック…は、聴いたことを自分で判断し、体を動かします。リズム運動をすることで、バランス、感性、想像力、創造力、表現力など、心身を総合的に養います。音楽と身体的動作を組み合わせて感覚機能を高めていきます。
ソルフェージュは、楽譜の読み方や音楽の基礎を通して、論理的思考力 を育みます。
子どもは小学校を前に論理的思考ができるようになってきます。論理的思考ができ始めると、抽象概念がなんとな分かってきます。でもまだ、大人の言う「一般的に~」などは理解できません。また小学校4年生くらいからは、学習内容も具体的なものから抽象的なものへと変わっていきます。音楽を通して、楽しく論理的思考力を高めていきませんか。
ーモンテッソーリとダルクローズー
モンテッソーリ教育を考案した マリア・モンテッソーリ(1870年-1952年)と、リトミックを考案したエミール・ジャック=ダルクローズ(1865年-1950年)は、同時代にパリとローマという地理的にも近いところで教育を行っていました。
モンテッソーリはリトミックについて「子どもの人格を大いに尊重し、強いられた姿勢から身体をほぐす」と高く評価し、ダルクローズも「モンテッソーリによる聴覚を用いた感覚教育について評価する」と、お互いに影響を受けあっていました。
ー動と静の組み合わせで、心身共に健康にー
リトミックとモンテッソーリ教育の共通点は、「生理学」を教育法の根底に置いたところです。同時代の流れの中で生まれた、リトミックの「動」で楽しく体を動かし、モンテッソーリの「静」でじっくり集中した活動をします。「動」の遊びのあとに「静」の活動をすると、集中力が高まります。また「動」と「静」の活動を繰り返すことで、情緒も安定してくるんですよ。
ーゆっくり、何度も、繰り返し、
子どもが自分で“方法”を獲得できるよう、信じて待ちましょうー
そしてモンテッソーリ教育とリトミック、ともに共通する人物が小林宗作先生です。あまり耳なじみがありませんね。では「窓際のトットちゃん」の先生というと少しイメージしやすいでしょうか?黒柳徹子さんの小学校時代の校長先生です。
小林宗作先生はリトミックを日本に紹介したことでは有名ですが、じつはモンテッソーリ教育も日本に紹介し、トモエ学園を作る前に関わっていた成城幼稚園の見取り図には、モンテッソーリ教具の部屋、があったそうです。-小林宗作抄伝ートットちゃんの先生 金子巴氏の話を中心に/佐野和彦 著ー
小林先生は
「どんな子も、生まれた時にはいい性質を持っている。それが大きくなる間に、いろいろな周りの環境や、大人たちの影響でスポイルされてしまう。だから早く、この「いい性質」を見つけて、それを伸ばしていき、個性のある人間にしていこう」というのでした。ー窓際のとっとちゃん あとがきよりー
モンテッソーリは
「子どもは成長する体と展開する精神を備えています。私たちは謎につつまれた子どもの潜在能力を形骸化したり、押さえつけたりしてはなりません。ただ、その能力が次々に現れ出るのを待たなければなりません。」ー「子どもの発見」マリア・モンテッソーリ著よりー
子どもは自分で考えながら、日々、自分を育てています。
そんな子どもたちを信じて、お教室では
じっくり成長を待ちたいと思います。
モンテッソーリ教育には5つの分野があります。
https://benesse.jp/kosodate/
1・日常生活の練習…生活に必要な体の動き(コップへ注ぐ、タオルを絞る、ひもを結ぶなど)を練習し、自分で生活できるようにします。簡単なようで複雑な動き、手指を器用に使えるようにしていきます。
2・感覚教育…視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚をまんべんなく使うことで、具体的な事物(立体、キューブ、パズルなど)~抽象的な概念(「大きい・小さい」「数字の基礎」など)を体得します。
3・数教育…モンテッソーリ数教育の目的は論理的思考力を育むことです。棒やビーズなどの“具体物”を使い、子どもが数や量の概念を体で理解してから数字という“抽象”へ移行します。「量・数詞(言葉)・数字(文字)」の3つが一致することを重視しています。
https://pre-edu-japan.com/education/
4・言語教育…言葉の発達段階に合わせ、きめ細かいステップを踏みながら語彙を豊かにしていきます。最終的には文の組み立て(文法)まで行います。正しいペンの持ち方を教えただけでは、筋力の育ち切っていない子どもは嫌になってしまいます。手・指・腕の使い方から、無理なく身に付けられるような工夫がされています。
5・文化教育…モンテッソーリ教育では数や文字だけでなく文化にも重きを置いています。今重視されているSTEAM教育※です。
※Science(科学)Technology(技術)Engineering(工学)Art(芸術)Mathematics(数学)
地球儀や絵本を使い、自分とは違う場所があることを知っていきます(地理)。人間や生物の進化(歴史)、植物・動物などの自然(科学)、そして絵画・音楽(芸術)など、自分の世界を広げることで発想の豊かさ、探求心を育みます。
リトミック…は、聴いたことを自分で判断し、体を動かします。リズム運動をすることで、バランス、感性、想像力、創造力、表現力など、心身を総合的に養います。音楽と身体的動作を組み合わせて感覚機能を高めていきます。
ソルフェージュは、楽譜の読み方や音楽の基礎を通して、論理的思考力 を育みます。
子どもは小学校を前に論理的思考ができるようになってきます。論理的思考ができ始めると、抽象概念がなんとな分かってきます。でもまだ、大人の言う「一般的に~」などは理解できません。また小学校4年生くらいからは、学習内容も具体的なものから抽象的なものへと変わっていきます。音楽を通して、楽しく論理的思考力を高めていきませんか。
ーモンテッソーリとダルクローズー
モンテッソーリ教育を考案した マリア・モンテッソーリ(1870年-1952年)と、リトミックを考案したエミール・ジャック=ダルクローズ(1865年-1950年)は、同時代にパリとローマという地理的にも近いところで教育を行っていました。
モンテッソーリはリトミックについて「子どもの人格を大いに尊重し、強いられた姿勢から身体をほぐす」と高く評価し、ダルクローズも「モンテッソーリによる聴覚を用いた感覚教育について評価する」と、お互いに影響を受けあっていました。
ー動と静の組み合わせで、心身共に健康にー
リトミックとモンテッソーリ教育の共通点は、「生理学」を教育法の根底に置いたところです。同時代の流れの中で生まれた、リトミックの「動」で楽しく体を動かし、モンテッソーリの「静」でじっくり集中した活動をします。「動」の遊びのあとに「静」の活動をすると、集中力が高まります。また「動」と「静」の活動を繰り返すことで、情緒も安定してくるんですよ。
ーゆっくり、何度も、繰り返し、
子どもが自分で“方法”を獲得できるよう、信じて待ちましょうー
そしてモンテッソーリ教育とリトミック、ともに共通する人物が小林宗作先生です。あまり耳なじみがありませんね。では「窓際のトットちゃん」の先生というと少しイメージしやすいでしょうか?黒柳徹子さんの小学校時代の校長先生です。
小林宗作先生はリトミックを日本に紹介したことでは有名ですが、じつはモンテッソーリ教育も日本に紹介し、トモエ学園を作る前に関わっていた成城幼稚園の見取り図には、モンテッソーリ教具の部屋、があったそうです。-小林宗作抄伝ートットちゃんの先生 金子巴氏の話を中心に/佐野和彦 著ー
小林先生は
「どんな子も、生まれた時にはいい性質を持っている。それが大きくなる間に、いろいろな周りの環境や、大人たちの影響でスポイルされてしまう。だから早く、この「いい性質」を見つけて、それを伸ばしていき、個性のある人間にしていこう」というのでした。ー窓際のとっとちゃん あとがきよりー
モンテッソーリは
「子どもは成長する体と展開する精神を備えています。私たちは謎につつまれた子どもの潜在能力を形骸化したり、押さえつけたりしてはなりません。ただ、その能力が次々に現れ出るのを待たなければなりません。」ー「子どもの発見」マリア・モンテッソーリ著よりー
子どもは自分で考えながら、日々、自分を育てています。
そんな子どもたちを信じて、お教室では
じっくり成長を待ちたいと思います。




